パニアケースについて語りたい~R1200RS [BMW R1200RS]


ょっと前に記事にしたメーターに引き続き


今回はR1200RSの純正パニアケースについて語ってみたい。




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この純正パニアケース、BMW motorrad Webサイトによると



R1200RS、R1200Rは同形状(右:約31L / 左:約32L// 耐水性・耐水加工)



case-1-0.jpg


#上の写真はBMW motorrad Webサイトより引用加工させていただきました。


S1000XR、F800GTはパッと見に似てるようでちょっと違うみたいだ。



S1000XR用(左右同じ、各約 31 L//撥水加工)


F800GT用 (右:約28L/左:約27L//防水性)




容量も違うが、防水性の表記もまちまちなのは気になる。



だが、取り付け方法は同じようだ(未確認情報)。











ボクのRSは、購入と同時にオリジナル塗装を施工していただいたので



一見するとR1200RT用のケースに見え…なくもない…かな?



case-1-13.jpg




よく見ればケースリッドがレイヤー構造になってないから



RT用とは全然違うのは解るし、何より大きさが違う(厚みは大差ない)。




case-1-1.jpg





ケース裏面を見ると、最近トップケースやパニアケースブランドとして



日本でもメジャーになりつつある、スペインブランドのSHAD製のようだね。



case-1-2.jpg





裏面には、車体側ステイに引っ掛ける突起と



車体側突起を差し込む穴が開いており基本この2点で固定されるようだ。




case-1-4.jpg





車体側ステイに引っ掛ける突起は、真ん中に切り込みがあり



車体側ステイの決まった位置にしか固定できないようになっている。



ケース裏のこの樹脂製パーツは、ケース本体とは別パーツになっているようなので



ケースを強くヒットした時などは、ここが破壊されることで



ステイから外れるパッシブセイフティが講じられていると思われる。




ケースの切り込み部分を下の矢印部分に合わせると



そのまま自然に上の穴と上の矢印の突起が合うようにできている。



case-1-6.jpg




取り付けるときは、こうして下から。



case-1-7.jpg




その後、写真ではズレているけど、このシルバーの突起を



ケースを押し付けるよいうにして、カチン!とロックされればOK。



case-1-8.jpg





初めてケースを開けた時(納車時の車両説明時)に驚いたのだが



今のパニアケースって受け皿がついてるんだね。



case-1-9.jpg





確かにこれなら、開けた瞬間に収容物がゴロリン!



ってことにはなりにくいね。



case-1-10.jpg




収容容積は多少犠牲になるかもしれないけど、



インナーバッグを使わない場合、これはありがたい。




ちなみに左側パニアケースのみ、フルフェイスヘルメットを1個収納できる。



ボクが使っているSHOEI GT-Air(Lサイズ)に、



B+COM SB5X装着状態で、収納確認済み。



さすがにヘルメットマウントした



アクションカムがついている場合は、収納不可能。




右側の容量が約1L少なく、フルフェイスヘルメットが収納できないのは、


このマフラーの「逃げ」の分のせいなんだろうな。



case-1-11.jpg





それにしても装着時の全幅には驚かされる。



もともとRTとかに比べてもスリムな車体のRSなので



真後ろとか真正面から見ると異様な幅広具合。



case-1-12.jpg





およそ1メートルくらいになるのだろうか…



はっきり言おう!これはすり抜け抑止装置だ(笑)





最後に一点。これはR1200RTの時にも感じたことだが



BMWのバイクって、ケース装着の有無やタンデマーの有無が



乗り味に対して及ぼす影響が、比較的少ないバイクだと思う。



荷物や人の積載前提での、車体設計がなされているからだとは思うが



たいていの試乗車にはパニアケースやトップケースは取り付けていないだろうから



試乗するだけでは、なかなか体感できないBMWバイクの長所だと思う。




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コメント 10

ぽてち

受け皿、よいですね~。
RT は現行型もついていません。

ちなみに乗り味のことですが、 RT ではケースの重さを感じます。
Soft のときはハッキリしていて、車体が振る・振られたようなとき、重いものの慣性力を感じます。

町中だけの時はケースを全部外して、タンクバッグだけで移動したいよな~と。
そんな事を考えるほどで。

考え初めて。。。 タンクバッグの検討をし始めてしまいました。(笑)

RT はサスペンションが柔らかいことが影響しているのではないかと思います。
K1300 GT のときはこれほど重さを感じていませんでした。
by ぽてち (2017-03-26 23:06) 

たんたん

>ぽてちさん
あ、そうなんですね。
現行のRTやK16系のパニアケースにも
受け皿がついているのかと思っていました。

過去の’09RTの記憶と照らし合わせてみると
足回りはRSのほうが格段に硬いです。
’09RTでESAをコンフォート設定にしていたときは
連続コーナーの切り返しは、「よっこらせ!」って感じでした。
ノーマル→スポーツと設定変更するにつれ、
ヒラヒラ感が増した記憶があります。
積載時には硬めのセッティングが楽しいかも♪

RTの前に、ZZR1400にトップケースを装着して
乗っていたことがありまして…
その時は、RTや現在のRSと比較にならないくらい
装着、非装着での乗り味の変化が大きかったです。
なのでRTに乗り換えた時は、変化の少なさに驚愕でした。

by たんたん (2017-03-27 09:52) 

たんたん

>YOHさん
>ぽてちさん
>影風響さん

nice!ありがとうございます!
by たんたん (2017-03-27 09:53) 

ぽてち

>>たんたんさん

パニアは機能的に先代と同じだと思います。
たぶん、外観デザインの違いくらいじゃないかと。
繰り返し、 RS の受け皿はよさそうですね~。

で、自分が感じるのは重さによる慣性力です。
たんたんさんの言う「挙動の変化」は少なく感じているかもしれません。
曲らせ方を変えなければならなくなるとか、ぐらぐらしてしまうとか、そういう事は感じないので。

車線変更を開始するときのヨイショ
変更で動いた車体を直進に戻すときのヨイショ
「ヨイショ」は強調ですけど、働いている慣性力に逆らって動かす、重さ。

カーブが続く道での切り返しも同じです。
カーブしながら路面の荒れでバウンスしたときも同様。
重いものが意図せぬ方向に動いている慣性力を抑え込んで望む方向へ収束させるのに、重さを感じます。
これらはダンピング Soft で顕著に感じることで、おっしゃるように、ケース付きだと Normal が走りやすいと感じました。
そこで、楽に走れるよう、サスペンションの設定をちょこちょこ変えるようになりました。

ケースを付けているときはほぼ空荷でもプリロードを 一人+荷物 で、ダンピングは道の状況に応じて Soft か Normal で走るように。

K1300 GT では、プリロードを 一人、ダンピングは Soft で、ほぼオールマイティでした。
自分が鈍いだけなのかもしれませんが。(笑)
満載時は 一人+荷物 にしましたけどね。
by ぽてち (2017-03-27 12:27) 

j-taro

パニアは慣れるまで、ガードレースに擦ったり回し蹴りを入れたりしちゃいますよね(汗

簡単に薄型リッドに交換できたら、普段使いしやすくなりますね。
by j-taro (2017-03-27 19:07) 

たんたん

>ぽてちさん

そうですね、おっしゃるとおり
特に重量がある上に足回りが柔らかめ(コンフォート)なRTは
その柔らかい足回りが、ライダーの入力を一旦受け止めてしまい
反応遅れのようなものを感じるのかもしれませんね。
実際にRSに乗った時、RTよりはシャープに感じましたから。

RTに乗っていたころから、ESAは走行シチュエーションによって
こまめにいじってました。
RSはロードとダイナミックの2モードしかないですが
’09RTのコンフォート、ノーマル、スポーツの変化より
体感上は変化量が少なく感じます。

プリロードは、もともと体重が軽いほうなので
1人乗車のもう一段下が欲しいくらいです(笑)

なんにせよせっかくついているESAなので、
これからもいろんなシチュエーションで
ガシガシ切り替えながら使っていこうと思います。
その上でまた気が付いたことがあればレポートしますね。
by たんたん (2017-03-27 21:23) 

たんたん

>j-taroさん

ガードレールや、車止めのポール、工事現場のトラ看板などなど…
さすがにミラーtoミラー以上の幅がありそうなので、
狭いところの通過時には、車幅意識しまくりです(汗)

まわし蹴りや、かかと落とし(笑)は、
RTの時の乗降のクセがまだ残っているので
今のところ大丈夫です。

このパニアケースの薄型リッド、発売されたら買うんだけどなぁ~
by たんたん (2017-03-27 21:27) 

たんたん

>j-taroさん

nice!ありがとうございます!
by たんたん (2017-03-27 21:29) 

ぽてち

>>たんたんさん

土曜日にディーラーへ行ったとき展示車の RS を見て、軽そうでいいな♪と思いました。

帰って調べたら 236 kg と、装備がしっかりした大型二輪としてだいぶ軽量なのですね。
パニア付き RT と 38 kg 差。パニア無しでも 26 kg ほど軽い。
むかし乗っていた CB1300 SB と比べてみると、 37 kg 軽い。

ましてで、重心が低いボクサーエンジン。
いちど乗ってみたいですわ~♪

ということで、これほど重量が違う上に、ツアラーとロードスポーツの違いあって。
サスペンション設定が、だいぶ違うのでしょうね。

アクセル操作へのツキも、けっこう違うのじゃないかと推測しています。
RT の DYNAMIC が RS の ROAD くらいじゃないか?と。

土曜日に、車がウヨウヨしている町中だと DYNAMIC が楽だと思いました。
DYNAMIC は初めてのお試しでした。(^^;)
by ぽてち (2017-03-27 23:39) 

たんたん

>ぽてちさん

そうなんです。
BMWのツアラーカテゴリ
(BMWとしてはスポーツカテゴリに分類されてますが)
のバイクとしては、かなり軽量な部類なんだと思います。
軽量化にはフロントがテレスコであることもあると思いますが
それゆえのネガな部分も感じられないです。

現行型のRTを試乗した時の感覚に比べると、
若干アクセルのツキが良い…のか…?
ボクはアクセルのツキというよりは、
車両重量の差によるものとしか感じなかったです。
最初の一転がりの重さ(?)みたいな。

RSのDYNAMICはちょっと神経質かなー?
峠道では楽しいですが、まだそんなに試せていないです。

ちなみにボクは、ライディングモードProのUSERモードに、
スロットルマッピングをDYNAMIC。
DTCをRAINに設定していますので
ちょっと楽しく走りたいときは、このUSERモードにしてます♪

by たんたん (2017-03-28 22:33) 

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