MT-07の弱点カイゼン [YAMAHA MT-07]
軽い 安い(車両価格) 燃費が良いと
名車になる素質充分だと思ってる
現在の我がファーストバイク YAMAHA MT-07。
その優等生なバイクの、数少ない弱点だと感じてるのが
『積載性能』
過去に乗ってきたバイクは、トップケースを付けることで
積載に関する旅の使い勝手を向上していた。
過去の経験から、ZZR-1400に乗ってた時に
後方のそれもライダーから離れた、高い場所に重量物が来ることで
積載時とそうでないときの差が、すごく気になったのも事実。
(これがBMW R1200RTの時は、その差がZZRほど極端ではなかった)
その記憶もあり、ただでさえ軽量ヒラヒラが身上のMT-07で、
トップケースを装着することは、その最大の長所をスポイルしそうで
やめておこうと決めていたのだ。
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シートバッグはすでに持っていたもの(ゴールドウィン製)
を装着しているのだが、これはレインウェアと
ミラーレス一眼を収納したら、ほぼ一杯になってしまう。
なにより、走りながら確認できる位置に
ツーリングマップルを装備したい!
樹脂製タンクカバーの付いているMT-07では、マグネット式の
タンクバッグは当然取り付け不可能。
ZZRや、R1200RTの時代に使っていた吸盤式のマップケースは
試してみたが上手く吸着してくれなかった…ザンネン…orz
そこでちょっと割高なんだけど、
YAMAHA純正(Y'S GEAR取り扱い ユーロヤマハパーツ)の
タンクバッグ(シティ・容量11~15L)を導入することに。
http://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1027/item/Q5KYSK081P04
タンクバッグには、バリエーションとしてシティのほかに
ツアーというもうひとまわり大きい、容量16~22Lのものもあるが
これは乗車時にメーターが見えなくなるから(だと思う)
MT-07では使用不可ということになってる。
☆
前置きが長くなったけど、そろそろ装着レポにかかるとしよう。
まずは給油時に、タンクバッグを簡単に脱着できるよう
別売りの車両別アタッチメントベースを購入しないといけない。
これがそのアタッチメントベースを装着した状態。
あ、メーターパネルは作業中不用意に傷つけないよう、養生してあるよ。
バッグを取り付けるリングアダプターは、他の車種の場合
給油口周りのボルトに、共締め固定するように出来ているんだろうけれど
たぶんMT-07でそれをやると、メーターが見えなくなるのだろう。
給油口よりかなり後方へオフセットするためのスティが同梱されてくる。
ステイはタンクカバーの固定ボルトに共締め固定。
ここで装着する、タンクバッグ(シティ)について紹介しておこう。
案外バッグの中身がどうなってるのかとか、
車体への固定方法とか、肝心の部分がYAMAHAのアクセサリHPにも
載っていないんだよね。
気室は、マップポケットやサイドポケットを除くと1室のみ。
しかも真ん中に、アタッチメントの"逃げ"があるので
見ため以上に収納容積は少ない。
側壁にちょっと硬めの"芯"が入ってるおかげで
空の状態でも、型崩れしないのはありがたいかな。
マップポケットへのアクセスは内側ファスナーから。
このクリアケースがとっても残念なサイズで、先細りなデザインなため
ツーリングマップル(A5通常版)が入りきらない。
ガビーーーン!!!
これにはヤラレタ…最大のガッカリポイント…ハァ=3
手前やサイドのポケットも、浅かったり
マチが薄かったりでスマホすら入らない…
ちなみにここで試してるスマホは XPERIA X Performance。
内部側壁には、いくつかポケットが設えてあるが
こちらもスマホや、財布などを入れるには小さすぎる。
さて、装着作業のつづき。
バッグ側アタッチメントだけ車体側に載せるとこんな感じ。
そのアタッチメントが、バッグ裏側にこんな感じでおさまる。
その逃げの分、バッグ気室容積が削られてるんだな。
装着時には後方の爪を車体側に引っ掛けつつ
下に押し付ければカチンという音とともにロック。
外す時は、前方に見えるワイヤーを引くことでアンロック。
ただ、ロック時に押し下げる力は結構な力が必要。
ロック時にバッグを上から押したくらいの力では
バッグが変形してうまく力がアタッチメントに伝わらない。
バッグ底面に手を突っ込んで押し下げないといけなさそう。
積載物で中身が一杯の時は面倒なことになりそうだな…
位置決めをしたら…
なんという事でしょう!
アタッチメントのバッグへの固定は、
自分でドリルで穴を開けて固定しないといけないという…
おいおい…マジかよユーロヤマハ…(笑)
8mmのドリルで、新品のバッグの底に穴を開けるのは…
初いやつよのぅ…ムフフ♪ ほれ、もっとちこう寄れ♪ハァハァ…ドキドキ(笑)
容赦なくオレ様がぶち抜いてやるぜ!ぎゅいぃーーーん!
寸分のズレも無く4箇所貫通させたら(ふぅ…いい仕事したゼ)
内側から固定。
純正品らしい、スマートな納まり方してるね。
アタッチメントステイの分、車体から少し浮いてるのが気になるけど
その分、タンクとタンクバッグが擦れる事による
傷つきは避けることができそうだ。
この位置に、この高さのタンクバッグを装着して
ただでさえ手前の変な位置にある、MT-07のメーターパネルは見えるのか?
と思うのだが、コレがこんな感じで全く問題なく見える。
これがもう数センチ高さがあったらメーターパネルにかかって見辛くなるね。
この微妙な間隔が純正ならではなんだろうか。
身長(座高)が低い人だと、同様にメーターパネルが見辛くなるかもね。
とりあえずシートバッグと併用すれば、
一泊ぐらいの泊まりツーに行くくらいの積載性能は確保できたかな?
…と、思うのだ。(なかなか行けないけど…)
それにしてもツーリングマップルを、どうやって入れよう…
必要な箇所だけコピーしてマップポケットに入れるか…
繰り返すが、本当にコレが一番の残念ポイント。
ヤマハのバカチーン!!!(ぐすん)
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