R1200RSとR1200RTについて思うところ [BMW R1200RS]



R1200RSの走行距離が1100kmを越えてるというのに


天候やら、休日の都合やらで初回点検とオイル交換に


ディーラーさんへ持ち込むことが出来ず


なかなか晴れて『ナラシ完了!』とならないうちのRSでございます。



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直近ではないけれど、一年前にはまだ乗っていた


BMW R1200RT(2009年式 空油冷SOHCモデル)



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と、現在の


BMW R1200RS(2016年式 空水冷DOHCモデル)



IMG_3138e.jpg





との現状で感じる相違点を、備忘録として残しておこうと思う。


RSに関しては、ランニングインが進めば、


また変わってくるかもしれない。









まずは

『スタイリング』


これは個人の感覚の問題なんだけど、ボクはどちらも好きです。


ただ、周りの反応はおおむね


RT:デッカいね


から


RS:カッコイイね


へと変化した。



ただし、個人的にメーターのデザインだけは圧倒的にRTに軍配。



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RSも慣れてこればこんなもんかな?


って感じなんだけど、スピードがアナログで、


タコがデジタルってのは違和感。逆のほうがいいと思う。



narashi fin012.jpg








『重量』


大型バイクに乗るにあたって、重量というのは


スペックのなかでも気になるひとつだろう。


カタログスペックは



RT(2009):281kg(パニアケース含む)


RS(2016):236kg(パニアケース含まない)



トップケースも装着すると、300kgあった巨艦RTに比べると


今のところトップケースをつけているだけのRSは


女性一人分くらいの重量差がある。


これはガレージで押し引きするときに痛感。


RSは拍子抜けするくらい軽く感じる。



ただ、走り出してからのヒラヒラ感には


その重量差ほどの違いは感じられない。


巨艦RTのワインディング性能恐るべし。


RT、デカイからってワインディングでナメてかかると驚くゾ!










『シート高』


これもバイクのカタログ値のなかで、


必ず目を通すスペックではないだろうか?



RT(2009):780mm(ボクのRTはアンコ盛りにより約800mm)


RS(2016):760mm



これはRSが無駄に低すぎると言って良いだろう。


日本向けには、本国オプションのスーパーローシートが付いてくるとか。


ドイツ人は、どんだけ日本人が短足だと思ってるんだ?(笑)


790mm、820mm、840mmのシートが"純正オプション"として用意してあるようだが


それだったら、購入時に標準装着シートを


選べるようにしておいてほしいものだ。









『燃料タンク容量』

『燃費』

『航続距離』


この3つはセットで比較すべきものだと思うのでまとめてみた。


RT(2009):タンク容量 27L(リザーブ4L)

      燃費 20~23km/L

      上記から算出した航続距離 540~621km(460~529km)


RS(2016) :タンク容量 18L(リザーブ4L)

      燃費 19~20km/L(ナラシ5000rpm縛り)

      上記から算出した航続距離 342~360km(266~280km)


ここは完全にロングツアラーと、スポーツツアラーとの


カテゴリーの違いを見せ付けられましたなぁ~



IMG_5985e.jpg




たしかにRTに乗っていた頃は、日帰りツーリングだったら


一度も給油の心配などしないで行って帰ってこれたけど


さすがにRSは300kmをひとつの給油目安にしている。


空水冷になって燃費は良くなったと、雑誌等には書いてあったが


燃費に関してはSOHC時代のほうが良かった。


RSの燃費は、ランニングインが進めば、もう少し伸びるだろうか…









『乗車姿勢』



RT(2009):殿様座り


RS(2016):ごく軽い前傾


これはどちらにもそれぞれの良さがある。


そしてこの乗車姿勢に関しては



『ウインドプロテクション』


と無関係ではないと言える。


RTのカウルとスクリーンは、2輪史上最強クラスに君臨する


完璧なウインドプロテクションだと言える。


しかもスクリーン上下は電動。すばらしい。


その分、夏は暑くてたまらないので


夏場用ショートスクリーンを作ったくらい。



echi016.jpg




RSは肩から上には風を感じる。


ごく軽い前傾とはバランスの取りやすい風圧を感じる。


過去にこの感覚に近かったのが、カワサキ ZZR-1400。








『乗り心地』


ボクは、近所のある同じ道路を走って


乗り物の足回り比較してみる。


そんな"リファレンスロード"が近所にあるのだが


そこを走り比べた印象。



RTのESAと、RSのダイナミックESAという違いはあるけれど


身体に伝わってくる衝撃の強さは


RTのESAのNORMALとSPORTSの中間くらいが


RSのダイナミックESAのROAD。


じゃあRSのダイナミックESAのDYNAMICが、ガチガチかというとそうでもない。


ギャップの越え方がトストスと、コンコンの違い?上手く言えないけど。



特にフロントは、テレレバーからテレスコに換わったわけだけど


想像以上にその違いは感じない。


極低速域で、カツン!とフロントブレーキをかけると


テレスコらしさが出るけど、ハイスピードでガツンとかけた時には


テレレバーっぽく、ストロークを残しながら、前のめりにならずに車体が沈む感覚。


この味付けは絶妙だと思う。コレは本当にBMWでよかったと思う瞬間。









『エンジン』



これはRTとRSの違いと言うよりは


空油冷か、空水冷かの違いなんだと思う。



ボクが最初に感じたのは、ビート感の違い。


空油冷のRTのほうは、一発一発の爆発のビートの角が丸い感じ。


ドルン!ドルドルドル…って感じ。


特にドルンは「ル」を強く発音する感じ。



一方空水冷のRSは、一発一発のパンチを感じる音。


バルン!バルバルバル…って感じ。


こちらは「バ」を強く発音する感じ。





…と、まぁまだRSでは1100kmしかともにしていないわけで


まだまだボクの知らない顔を、見せてくれるだろうけれど


今のところの印象はこんなところ。




RTとRSの比較検討されてる方(居ないだろうなぁ…)や


空油冷と空水冷の違いが気になる方には


多少なりとも参考に…ならんかな?(汗)


気になることがございましたら、コメントいただければ


可能な範囲でお答えします( ̄ー ̄)v



RSの直前まで乗っていたMT-07との比較はまたいずれ…


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