Peoゼロポイントシャフトを入れてみた~R1200RS [BMW R1200RS]
~お読みになられる前に~
あくまでボクは素人のツーリングライダーであり 職業もまるでバイクとは関係ありません。
☆
そもそもボクはどちらかというと
オイルの添加剤だとか、なんかいろんなとこに貼ることで
燃料の分子構造がなんたらとか、吸気のイオンがうんたらかんたら…
ってやつとかほぼ信用していない人なんだよね(笑)
あ、WAKO'SのFUEL 1は例外かな。
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今回導入したこちら。
Peo ゼロポイントシャフト
http://www.peo.nara.jp/
正直言っちゃうと、最初にディーラーでお話を聞いた時には
「あーハイハイ、ありがちなオカルトパーツね。」
と、眉毛が唾でベッタベタだった。
そしてR1200RSのフロントタイヤの摩耗が進み
特に低速コーナリング時の切れ込みが顕著になってきたので
タイヤの交換をする時期が迫ってきているなぁ…
と感じていたここんとこ。
そんな折に、再びこのゼロポイントシャフトのことを
耳にする機会があり、
「じゃ、タイヤ交換時にでも入れ替えてみるか!」
ってなぜかフラッとオーダーしてしまった。
欠品してると数か月待たないといけないという噂を聞いていたし
この秋でタイヤもライフが尽きる(予定だった)ので
早目にオーダーしたら、10月に雨が多くてほとんどRSの走行距離は伸びないのに
シャフトは在庫があったらしく、あっという間に入荷しちゃうし…
そんなことを、いつもバイクのタイヤ交換をお願いしてる
ツーリング仲間の ひとっちゃんに相談したら
「じゃ、シャフト交換だけでもやっちゃいましょ♪」
ってことでひとっちゃん全面協力のもと、タイヤ交換なしで純粋に
”シャフトのみを交換”
することで、どんな違いが出るか試してみることにした。
届いたゼロポイントシャフトは、R1200RSの場合は
通常のヘキサゴン。
24mmという超巨大な6角レンチが要るなぁ…(汗)
こんなでっかいの持ってないよ…高ナットで代用?
対して標準装着シャフトは22mm。
反対側は12mmの6角が必要。これまた手持ちのビットセットには無いやん…
フォークの割り締めボルトはトルクスのT45。
ついでだから参考までに、シャフトの重量も計測しておこうか。
ゼロポイントシャフトは388g
抜き取った標準装着シャフトは403g
その差はごくわずかと言ってよいだろう。
持ち比べてもほとんどわからない。
ただ、表面の仕上げは明らかにゼロポイントシャフトの方が
いかにも高精度な加工がされてる感があり、ツルツルしている。
せっかくの MADE IN NARA JAPAN の印字も
装着したら見えなくなっちゃうんだけどね。
ゼロポイントシャフトに、モリブデングリスを塗って装着。
締め付け手順に従って締め付けて出来上がり。
作業開始からものの10分ほどで完了。
装着作業をしてくれた ひとっちゃんが言うには
「シャフトを挿し込むときの、入り方からすでに違う。」
とのこと。そして浮かせたフロントタイヤを回して
「回した感触が全然違うし、静かになったよね。」
と。
まぁ実際に作業していない自分には
この時点では、いまいちピンとこない(笑)
ところが作業終了し、センタースタンドからおろした刹那。
フワッというべきか、サラッというべきか
前に転がりだしたRSに
「えっ?!」
と驚く。
ウチのガレージはコンクリート打設床なのだが
場所により ごくわずかに傾斜がつけてある。
そこでもいつもの場所からのはじめの一転がりは
押してやらないと動き出さなかったはずなのに
ブレーキをリリースしただけで、スゥッと転がり始める。
この変化にはちょっとビックリ。
この装着の翌日に、前の記事の桜エビツーリングに行ったわけだが
実際の走行時に体感出来たことは、
・発進時のひと転がりが軽い。
・切り返し時のフロントタイヤの向きかえが速い。
・ベアリングを高級なものに替えたような、どこまでも転がる感じ
たとえて言うなら、タイヤの空気圧が低めになっているときに
規定圧まで空気圧を高めた感じかな?
かといって空気圧が高すぎて接地感が薄れてしまうような感覚もない。
今回、シャフトの交換前後でタイヤは交換していないばかりか
タイヤ空気圧も全く弄っていないので、
シャフト交換だけでこの変化を体感できたことに
唾でベットベトだった眉毛がすっかり乾いてしまった(笑)
日帰りツーリングから帰宅する頃には
感覚が慣れてしまって最初からこんなもんだったか?
って感じになってしまっていたが
翌日に少しメンテしようと思い、ガレージ内で動かしたときには
…やっぱりよく転がる…
と感じたので変化は間違いないだろう。
☆
後日談…
装着作業をこなしてくれた ひとっちゃんも
この数日後、自分のパニガーレ用の
ゼロポイントシャフトをポチったようだ(笑)
まぁそりゃ取付け作業した人が、
作業前後の違いが、一番わかるだろうからねぇ~
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