ヘッドライトをLED化してみるゾ! [YAMAHA MT-07]
はい。
すっかり夜道がニガテになってきた
たんたんです。
『鳥目人間コンテスト』
とかあったら、結構いいとこいけるんちゃうか?
…ってくらい。
#まったくもって不名誉なり(笑)
日本ブログ村に参加しています。
にほんブログ村
でもって、ここんとこすっかり陽も短くなってきたね。
涼しくなってきたことはありがたいんだが
鳥目人間にはツラいシーズンでもある。
しかもMT-07って、小柄なバイクだからか
R1200RTに乗っていた頃よりも
乗用車等から見落とされてるなぁ…って感じることが多くなった。
バイクって乗り物は、自己防衛という意味でも
光なり、音なりで周囲に存在を知らしめる必要があると思うのですよ。
#いずれも過ぎたるは及ばざるが如しだけどね。
静か過ぎるマフラー(セロー並みの謙虚な音)も
いずれはなんとかしたいポイントだけど
予算の都合もあり、まったく換装のめど立たず。
ならば…ってことで白羽の矢が立ったのが
さっきから並べてる写真でお察しの通り、こちらですよ。
あ…これはノーマルのH4バルブ装着状態ね。
まずはスクリーンを外して
スクリーンステイと共締めしてある
白矢印のボルトを外す。
両サイドのボルトを外して、ライトケースごと
上方へ持ち上げると、いとも簡単にライトケースは外せる。
赤矢印が標準装着のH4ハロゲンバルブ。
ただ、ここでひとつ私感を述べると
バルブ切れを起こした場合、(実際R1200RTはよく切れた)
ここまでバラさないと交換できないってのは
ちょっとダメな設計だと思う。
その点BMWは、ヘッドライトバルブの交換は工具無しで可能だった。
製造コストに大きく影響することでもないと思われるので
ヤマハもそこは見習っても良いのではないかと思う。
さて、作業の続きを。
H4規格対応のLEDバルブなので
(ただしこれはH4規格でもコンパクトタイプ)
全く問題なくおさまる。
バルブケースのオシリに、リボン状のヒートシンクを装着するのだが
バルブケースとヒートシンクの接触面には
付属の導熱グリスを塗りつける。
で、ヒートシンク装着。
思ったよりでっかいなぁ(笑)
このMT-07、ライトケースが薄っぺらい上に
裏側には、ギッチリとハーネスが収納されている。
一抹の不安がよぎる。
…はたしてこのリボンも含めて、ライトケースを元の位置に
装着できるのだろうか…?
そんなだから、当然のことながら
コントローラーユニット(赤い四角で囲ったもの)は
ライトケースには収められず、ナビステイに固定。
放熱を考えてもこれでいいかな?
まぁ今回のDIY作業、なにが一番大変だったかっていうと
ライトケース裏側の、ハーネスとリボンを
いかに納めるか…ってことだったなぁ~
通常の配線だけでも一杯のところに
自分で加えたナビの配線、ETCのアンテナがあるんで
そりゃもうなんてカオス(笑)
だから上の写真の状態に戻った時点で、完成したようなもんよ(笑)
LEDバルブに関しては、ハロゲンのH4バルブとほぼ同じ大きさなので
問題なくケース内に納まっている。
元通りスクリーンを装着して完成。
一応組み付ける前に点灯確認したけど
交換前と、交換後の比較写真も。
これが失敗したのが、カメラのホワイトバランスを
固定しておかなかったんで、色温度については目安程度に。
光軸がだいぶ違うみたいだけど、これは壁までの距離が同じではないから。
【H4 ハロゲン】
【H4 LED】
両方に映りこんでるMT-07のメーターパネルを基準に
色と明るさを比較すると
LEDは写真で比較する以上に明るい。
そしてハロゲンは写真で見る以上に黄色い。
LED RIBBON H4 Compact
http://www.bolt.co.jp/news/news_ledribbon_h4_compact.asp
まだ夜間走行で試していないが
いずれ走行後のインプレもしようと思う。
鳥目人間の強力な助っ人になってくれる…かな?
よろしければ下のバナーをポチッとしてもらえると、うれしいです( `・∀・´)ノ
にほんブログ村
MT-07の弱点カイゼン [YAMAHA MT-07]
軽い 安い(車両価格) 燃費が良いと
名車になる素質充分だと思ってる
現在の我がファーストバイク YAMAHA MT-07。
その優等生なバイクの、数少ない弱点だと感じてるのが
『積載性能』
過去に乗ってきたバイクは、トップケースを付けることで
積載に関する旅の使い勝手を向上していた。
過去の経験から、ZZR-1400に乗ってた時に
後方のそれもライダーから離れた、高い場所に重量物が来ることで
積載時とそうでないときの差が、すごく気になったのも事実。
(これがBMW R1200RTの時は、その差がZZRほど極端ではなかった)
その記憶もあり、ただでさえ軽量ヒラヒラが身上のMT-07で、
トップケースを装着することは、その最大の長所をスポイルしそうで
やめておこうと決めていたのだ。
日本ブログ村に参加しています。
にほんブログ村
シートバッグはすでに持っていたもの(ゴールドウィン製)
を装着しているのだが、これはレインウェアと
ミラーレス一眼を収納したら、ほぼ一杯になってしまう。
なにより、走りながら確認できる位置に
ツーリングマップルを装備したい!
樹脂製タンクカバーの付いているMT-07では、マグネット式の
タンクバッグは当然取り付け不可能。
ZZRや、R1200RTの時代に使っていた吸盤式のマップケースは
試してみたが上手く吸着してくれなかった…ザンネン…orz
そこでちょっと割高なんだけど、
YAMAHA純正(Y'S GEAR取り扱い ユーロヤマハパーツ)の
タンクバッグ(シティ・容量11~15L)を導入することに。
http://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/1027/item/Q5KYSK081P04
タンクバッグには、バリエーションとしてシティのほかに
ツアーというもうひとまわり大きい、容量16~22Lのものもあるが
これは乗車時にメーターが見えなくなるから(だと思う)
MT-07では使用不可ということになってる。
☆
前置きが長くなったけど、そろそろ装着レポにかかるとしよう。
まずは給油時に、タンクバッグを簡単に脱着できるよう
別売りの車両別アタッチメントベースを購入しないといけない。
これがそのアタッチメントベースを装着した状態。
あ、メーターパネルは作業中不用意に傷つけないよう、養生してあるよ。
バッグを取り付けるリングアダプターは、他の車種の場合
給油口周りのボルトに、共締め固定するように出来ているんだろうけれど
たぶんMT-07でそれをやると、メーターが見えなくなるのだろう。
給油口よりかなり後方へオフセットするためのスティが同梱されてくる。
ステイはタンクカバーの固定ボルトに共締め固定。
ここで装着する、タンクバッグ(シティ)について紹介しておこう。
案外バッグの中身がどうなってるのかとか、
車体への固定方法とか、肝心の部分がYAMAHAのアクセサリHPにも
載っていないんだよね。
気室は、マップポケットやサイドポケットを除くと1室のみ。
しかも真ん中に、アタッチメントの"逃げ"があるので
見ため以上に収納容積は少ない。
側壁にちょっと硬めの"芯"が入ってるおかげで
空の状態でも、型崩れしないのはありがたいかな。
マップポケットへのアクセスは内側ファスナーから。
このクリアケースがとっても残念なサイズで、先細りなデザインなため
ツーリングマップル(A5通常版)が入りきらない。
ガビーーーン!!!
これにはヤラレタ…最大のガッカリポイント…ハァ=3
手前やサイドのポケットも、浅かったり
マチが薄かったりでスマホすら入らない…
ちなみにここで試してるスマホは XPERIA X Performance。
内部側壁には、いくつかポケットが設えてあるが
こちらもスマホや、財布などを入れるには小さすぎる。
さて、装着作業のつづき。
バッグ側アタッチメントだけ車体側に載せるとこんな感じ。
そのアタッチメントが、バッグ裏側にこんな感じでおさまる。
その逃げの分、バッグ気室容積が削られてるんだな。
装着時には後方の爪を車体側に引っ掛けつつ
下に押し付ければカチンという音とともにロック。
外す時は、前方に見えるワイヤーを引くことでアンロック。
ただ、ロック時に押し下げる力は結構な力が必要。
ロック時にバッグを上から押したくらいの力では
バッグが変形してうまく力がアタッチメントに伝わらない。
バッグ底面に手を突っ込んで押し下げないといけなさそう。
積載物で中身が一杯の時は面倒なことになりそうだな…
位置決めをしたら…
なんという事でしょう!
アタッチメントのバッグへの固定は、
自分でドリルで穴を開けて固定しないといけないという…
おいおい…マジかよユーロヤマハ…(笑)
8mmのドリルで、新品のバッグの底に穴を開けるのは…
初いやつよのぅ…ムフフ♪ ほれ、もっとちこう寄れ♪ハァハァ…ドキドキ(笑)
容赦なくオレ様がぶち抜いてやるぜ!ぎゅいぃーーーん!
寸分のズレも無く4箇所貫通させたら(ふぅ…いい仕事したゼ)
内側から固定。
純正品らしい、スマートな納まり方してるね。
アタッチメントステイの分、車体から少し浮いてるのが気になるけど
その分、タンクとタンクバッグが擦れる事による
傷つきは避けることができそうだ。
この位置に、この高さのタンクバッグを装着して
ただでさえ手前の変な位置にある、MT-07のメーターパネルは見えるのか?
と思うのだが、コレがこんな感じで全く問題なく見える。
これがもう数センチ高さがあったらメーターパネルにかかって見辛くなるね。
この微妙な間隔が純正ならではなんだろうか。
身長(座高)が低い人だと、同様にメーターパネルが見辛くなるかもね。
とりあえずシートバッグと併用すれば、
一泊ぐらいの泊まりツーに行くくらいの積載性能は確保できたかな?
…と、思うのだ。(なかなか行けないけど…)
それにしてもツーリングマップルを、どうやって入れよう…
必要な箇所だけコピーしてマップポケットに入れるか…
繰り返すが、本当にコレが一番の残念ポイント。
ヤマハのバカチーン!!!(ぐすん)
よろしければ下のバナーをポチッとしてもらえると、うれしいです( `・∀・´)ノ
にほんブログ村
さらばベンベと言おう [YAMAHA MT-07]
5月某日夕方…
2009 BMW R1200RT をドナドナした…
日本ブログ村に参加しています。
にほんブログ村
そしてその下取り価格と、ほぼ同額の車両本体価格で
次の我がファーストバイクとなったのが
RTの手前に写ってる
2016 YAMAHA MT-07 ABS
ODOメーター 0kmの記念写真。
今年、R1200RTが車検だったこと(要交換部品多し)。
冬に強烈なめまいを起こして、本当にバイクを降りようかとすら思ったこと。
メガーヌR.S.が予想外に、長距離ドライブが超ラクチンだということ。
などなどあって、RTを売却してバイクはセローだけにしようか…
とまで思っていたのだけど。
意外とリーズナボーな乗換えが出来そうなので MT-07に白羽の矢が立った。
まぁとにかくMT-07、軽い!!!
YAMAHA MT-07はABS仕様で 182kg
これがどのくらい軽いのか、比較のため
このくらいのクラスの代表的なバイクを羅列してみよう。
HONDA NC750S (ABS) 216kg
HONDA CB400SF(ABS) 200kg
HONDA CB400F(ABS) 192kg
SUZUKI GSR250 183kg
KAWASAKI Z250 170kg
YAMAHA MT-25 165kg
もうMT-07が688ccという排気量にして
700クラスはもとより、400クラスどころか
250クラスの重量だと言うことが解ると思う。
実はすでに1000km以上走破し、ナラシは終了させたところ。
初期の印象を、RTと比較してメモっておきたい。
R1200RTのほうが良かった事。
・荷物の積載性能
・乗り心地
・満タン航続距離
・シャフトドライブ(チェーンメンテ不要)
MT-07のほうが良いと思えること。
・めっちゃ軽い
・燃費よい(実測25~30km/L)
・レギュラーガソリン仕様
・パーツ類が豊富かつ安い(対BMW比)
…羅列してみるとMT-07のよいことって、経済的なことばかりだな(笑)
バイクとしての完成度を見ると、あらためて
「やはりBMWはすごいんだな…」
と、感じる。
それだけの価格差もあるから、当たり前といえば当たり前なんだけど。
しかし、乗り物としてのバイクの楽しさって
バイクの完成度とは ちょっと違うとこにあるのかも?ってことに
MT-07は気付かせてくれた気がするんだ。
余計な気合入れずに気楽に取り回し
肩肘張らずに ちょこちょこ乗り回せるという意味で
自分のお財布事情や、体格にはMT-07のほうが
"分相応"って気がする。
思えば10代の頃、中型二輪免許を取ったとき
意味もなく、乗りたいと思ったときに
サッとガレージから出して
サクッと近所を一回りしたりしてた。
当時中型二輪免許とって初めて 自分のバイクとして買った
YAMAHA FZ250 PHAZER
を、MT-07に跨るたびに思い出すのは これもひとつの
「原点回帰なのかな?」
って思えるのだ。
よろしければ下のバナーをポチッとしてもらえると、うれしいです( `・∀・´)ノ
にほんブログ村
…あ、バナー写真やトップページの写真は、当分の間R1200RTのままです…(汗)